「あれっ。玄関の電球が切れた。買ってきて」と言われて近くのスーパーへ。
「おっかしいなぁ。いつもここにあったのはずなのに」
陳列棚をみてもいつもの電球が見当たりません。
あれ? 何だこの張り紙は?
「・・・!」
シリカ電球は在庫がなくなり次第販売を終了させていただきます。今後は省エネルギー商品を中心に販売していきます。
うっそぉ~ん
ここに在庫がないってことは販売終了ってこと?
知らなかった。いや知っていたけどずいぶん昔のことで忘れていた。
そうです。今、白熱電球はメーカーの撤退が急速に進んでいます。パナソニックは2012年10月で生産を停止。なので市場の白熱電球がどんどん品薄になり最近ではお店の陳列棚から消え始めているのです。
これはまずい。
白熱電球は1個100円くらいだったから気にも留めていなかったけど、これにかわる電球はLED電球になる。
LEDはちょっと高い。1個1200円くらい。 実際何が環境にやさしいかよく分かっていない。ただお財布に大変厳しいだけじゃないのか?と思っている。
そこで一旦自宅に帰り、よくわからないLEDを調べてみました。
よく買いにいく電球は60Wだけどそんな表示はLEDにはない
そもそも明るさの単位はルーメン(単位:lm)っていうそうです。
ワットは電力を現す言葉だったんですね。明るさの単位かと思ってました。
60Wの白熱電球に対応するのは810lmのLEDを買えばOKということになります。
目 次
寿命がぜんぜん違うから、結局はお得らしい
ということで計算してみました。
白熱電球の超寿命タイプで2,000時間
LEDは40,000時間
一桁違いますね。
確かにお得です。 価格は10倍だけど寿命は20倍。
2倍お得?なんかそんなにお得じゃないきもするが・・
消費電力が全く違うからかなりお得らしい
忘れてました。消費電力を
白熱電球60Wに対してLEDは10w 6分の1になってます。
わかりにくにのでLEDを基準にしてコストを計算してみました。
白熱電球40,000時間のコスト
白熱電球20個×120円=2,400円
40,000時間×57wh=2,280,000wh = 2,280kwh
2,280kwh×中部電力25.5円/1kwh = 58,140円
合計 60,540円
LED電球40,000時間のコスト
LED電球 1200円
40000時間×9.1wh=364,000wh = 364kwh
364kwh×中部電力25.5円/1kwh = 9,282円
合計 10,482円
えっ?
さ・・差額・・
60,540円 - 10,482円
なんと
計算ミスだろうか? いや。計算はあってる。間違いじゃない。
これって1個の計算。
家の60w電球っていくつあったっけ?
お風呂、トイレ、・・・
10個もある。
ゲッ” ! 全部で50万円も浮く
いままでは目先の安さに釣られて白熱電球を買っていた。
安物買いのなんとかというのはこのことですね。
でも今回の計算でここまでコストの差が出たらもう白熱電球は買えません。
LED買い換えるなら
もう迷いはありません。
たぶんそろそろ全ての白熱電球が順番に切れるころ。
だから来年はオールLEDで
そしてエコな家でお客様を
少し強引でしたが今しか使えない流行語と共にLEDを考察してみました。
節約って難しいですね。