この記事では、yahooスやほポンサードサーチで
私が実際に出稿しているデータを元にリスティング広告のクリック率(CTR)のyaho方を説明します。
記事は2分程度の短時間で読めますので是非ご一読ください。
目 次
リスティング広告のクリック率(CTR)の目安はどのくらいか
私が実際に出稿している平均クリック率とインプレッション数のデータです。
(月間)入札平均価格10円前後、出稿キーワード数120
CTR | imp | |
旧広告 | 2.1% | 250,000 |
アドバンスドURL | 3.59% | 180,000 |
アドバンスドURL+テキスト補足オプション | 4.6% | 141,000 |
アドバンスドURL+テキスト補足オプション+クイックリンク | 4.86% | 201,000 |
拡大テキスト+テキスト補足オプション+クイックリンク | 6.8% | 161,000 |
昨年右側広告が廃止になったので、その分インプレッションが減りましたがCTRが上がっています。
リスティング広告のクリック率が上昇した理由は拡大テキストだけではない
4.8%から6.8%と幅に上昇したのは、拡大テキストに変えた理由もそうですが、もっと他に理由があります。
評価の低そうなキーワードを削除しまくった
以下に該当するものをすべて削除しました。
- 配信停止しているもの
- インプレッションがゼロのもの
- クリック数が1か月以上ゼロのもの
- 品質インデックスが5以下のもの
これらすべてを削除しました。
googleと違ってスポンサードサーチは、配信停止であっても品質の低いキーワードやインプレッションのないキーワードがキャンペーンの広告ランクに影響するといっているからです。
削除してから効果があがるまでおおよそ1週間ほどかかります。
不要なキーワードを削除した結果、クリック率は上がっていきました
クリック率が3~4%のころはもう少しアクセス欲しいなと思ったら、すぐに単価を上げていましたが、単価に頼らなくても何とかなると実証できました。
今回のことで得た教訓は
丁寧というのは、面倒だけど入稿をいろいろテストしたり不要なものを整理したりという日々のメンテナンスです。
拡大テキストにすると、インプレッションが若干へりますが、その分CTRは上昇します。
コストは旧広告のころは大体11~12円。最近の拡大テキスト広告では9~10円とコストが20%ほど下がりました。
リスティング広告の情勢変化は激しいので常に監視しなくてはいけない
どれだけ品質を最大限高めて頑張っても、規約を全く無視したyahooの大口顧客の広告が大量に出て、入札単価が突然急騰することがあります。
そういう点で、スポンサードサーチのシステムはアルゴリズムで動くというより、人の意志でプログラムが動いているというイメージです。
システムや規約の抜け道を利用した広告主も多数いる(本当に多い!)ので、小さな広告主は、そういった大口と低俗な競合と日々闘わなくてはいけません。
adwordsはLPの品質をbotで監視していて、加えて厳しい規約というか制裁?で広告主にプレッシャーをかけています。
yahooは目視審査時にLPのチェックはしますが、継続的なbotでのLP調査活動はありません。(そこが人間的で好きなところでもありますが)
スポンサードサーチのコアシステムはgoogle製で、あと2~3年でgoogleのライセンスが切れるはずです。(間違ってたらすみません)
契約更新するのかわかりませんが、更新時に最新のgoogle広告システムへ乗せ換える契約になると上記のような問題も大幅に減るのではないかと思います。
yahooの対応はとても人間的ですごく好きなのですが、そういったいいところを残しつつ良いシステムにしていってほしいです。