スポンサードサーチの指標で「品質インデックス」は聞いたことがあると思います。
クリック率が上がって単価が下がるという品質ですが、品質インデックスを上げるのは実はそれほど難しくありません。
手っ取り早いのが入札単価を上げることです。
さてこの品質インデックスですが、もう一つ大事な要素として広告分やタイトルがあげられます。
その整合性があると、品質インデックスは上がります。
実は品質インデックスよりももっと大切な指標があります。
それが「オークションランク」です。
https://help.marketing.yahoo.co.jp/ja/?p=8414
目 次
オークションランクは、キャンペーンで使う広告に対してランク付けされる指標
ヘルプでは、広告の品質がオークションランクの決定要素の一つと書いてありますが、広告のランクといってほぼ間違いありません。
パフォーマンスの良い広告を長期間運用するとオークションランクが上がり、掲載順位や単価を下げるなど大きなメリットが得られます。
オークションランクのスタートはゼロ、つまり最低のランクからのスタートです。
インプレッションが少なく、最低入札単価も一番高く設定されます。
広告のクリック率(推定クリック率との比較)、過去の広告の実績が積み重ねられてランクが上昇します。
実はこのオークションランクは全くの新規の広告だった場合は、最低のランクからスタートします。
厄介なのは、yahooが広告の新しいフォーマットを発表してそれを初めて入稿した時はオークションランクが最低ランクから始まるというのです。(電話で確認済み)
過去の広告実績は関係ないというのです。
スポンサードサーチはオークションランクに振り回されないようにする
インプレッションが急に下がったというときは、新しいフォーマットが実装されて、広告が新システムに切り替わったと見て間違いありません。
新しいフォーマットを登録すると、前述のとおりオークションランクはゼロからスタートします。
競合他社は、ランクを早く上げるために広告単価を引き上げます。
古いフォーマットをいくら長期に運用していても、競合が入札単価を急激に引き上げるのでインプレッションが急落するのです。
いくら自分の広告の品質インデクスが10であろうが関係ありません。こういう時は、早くオークションランクを上げるか、単価が収束するのをじっと待つのが一番です。
新しい広告も入稿しておく必要がある
「使わないからいいや」と放っておくのではなく、新しい広告フォーマットが登場したら、すぐに入稿して既存の広告と一緒に回しておくのがいいでしょう。
最初は全くインプレッションがありませんが1か月も放置しておくとインプレッションも増えてきます。
新しい広告フォーマットの場合は、移行期間が必ず3~6か月ほど設けられるので、完全に切り替わる頃には、オークションランクが上がっていて、損失は最小限に抑えられます。
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