ウィンブルドン真っ最中ですね。錦織は残念ながら2回戦で棄権しましたが、グランドスラム大会を蹴って大事をとるというのはすごい決断だと思います。
次回の全米オープンに間に合ってくれることを願います。
テレビで見る大会はシングルが多いのですが、実際の草大会はほとんどがダブルスだと思います。
年齢が重なるとシングルを1セットやるということは、1週間仕事も何も手につかなくなる覚悟が必要になるからです(ちょっと大げさかな?)
でも普段楽しむのは大体ダブルスだと思います。
でもなぜか勝てない。原因もわからない
たくさん練習して結構打てるようになったのになぜ勝てないのかわからない。
こんな経験はないでしょうか?
サーブもリターンも相手コートにきちんと入れることができて、ボレーもスマッシュも、ミスはするけど、そこそこ打てる。
対戦相手も大体同じくらいの場合なぜか勝てない。なんてことはないでしょうか?
ポイントは取れるけどゲームが取れない。ミスがミスを呼んでどんどん崩れていく。
自分にミスがないのにもかかわらず勝てないので原因がわからない。負ける原因はたくさんありますが
多くの場合は
ラリーをしない方の人が、止まっている。
大体勝てないペアの場合、こういったことが多いです。
自分が前衛にいるときラリーをしている人を見ながら、「いつポーチに出ようかな。」とジッと相手を見ている人が多いのですが、実はこれがミスをする原因です。
雁行陣では前衛は見ているだけではなく前後に動く
前衛の動きですが、ベースラインにいる相手がボールを打つ瞬間、スイングを始めたタイミングで、前に少しつめる。ボールが自分たちのコートに返球されたら少し下がる。
テンポ良くこれを繰り返します。
そして自分の打てる範囲(左右1~2歩)に来たら、思い切ってポーチにでる。
平行陣のときはペアの距離感が大事に
相手からロブが上がった場合どちらが処理するのかわからなってお見合いすることがあると思います。
そんなミスをなくすには、お互いが距離を一定に保つことが重要になります。
距離とは横の距離と縦の距離の2つがあります
横の距離とは、センターを抜かれない程度の距離です。センターとは、ペアが二人並んだときの真ん中のことです。たとえばボールを打っている人が左に1m動いたら、センターをカバーするためにもう片方のペアも左に1m動く。
センターは、ネットが低いので打ち込まれて入る確立が高いです。そのセンターをきちんと守ることが大事です。
縦の距離とは、前後の距離です。クロスでボレーストロークのようなラリーになる場合、最初はラリーしていないほうは、ネットにつめているはずです。
しかし、ボレーを何回か打つとクロスで打っているボレーやーも少しずつ前につめていきます。
このときに、少しずつ後ろに下がって前後の距離を一定に保つことが大切です。
こうすることで、ロブを処理する人が明確になり、抜かれることがありません。
これが基本になって、あとはいろんな球種を混ぜたり、相手を前に走らせたりと揺さぶりをかけるともっとダブルスが楽しくなると思います。