テニス暦が、高校から大学までの7年間。その後約15年間ブランクを経て2年前に再開。
レベルはたぶん中上級かな。
昔はバリバリの体育会系でした。本当はサークルでゆる~くやることを憧れて高校の部活に入りました。
入部して半年くらい経過してから、その高校のテニス部は全国大会にも顔を出す有名な高校だと気づきましたが時すでに遅し。
何故かはわかりませんが、とりあえず3年間頑張ることになりました。そのまま流れで大学も体育会系のテニスを続けましたが、社会人になってから「もうテニスはこりごりだ」と思って一旦ラケットを物置へ。
それから15年のブランクを経て、中年になってからスクールに通うようになり、昔あこがれた、緩いテニスを今は満喫することができています。
今はスクールで出来た仲間と、楽しくゲームをしています。
その時に初級から中級に上がろうとする人が、よくつまづいているのを見て少しアドバイスをするようになりました。
初心者の人たちが、ちょっと打てるようになったりしても、中々ゲームで勝つことができないとか。
ショットが安定しないとか、その上達したステージごとに悩みがあると思います。
そこで自分の経験を生かして、テニスの実践で使える考え方や打ち方を不定期に書き起こしていきたいと思います。
といいながらも半分以上は自分のために書いています。
いろんなショットが急に不調になったときのの建て直し方について。
どんなスポーツもそうですが、先週は絶好調だったのに今週は絶不調なんてことはよくあります。
好調のときは何をしても入ります。ボールの捕らえ方、インパクト、筋肉のリラックス度、ゲームの組み立て方、全てが上手く回っているときですから。
しかし、このどれかが一つ崩れると、それまで好調だったテニスがどんどん不調になり、何をしても入らない状態が出てきます。
練習中なら、コーチに聞いて直すことも可能ですが、試合中ではそうはいきません。
基本的に調子を崩した時にどういう考え方になるといいかというと、
「調子のいいときのことを全て忘れて、自分が今絶不調だということを受け入れる」
調子のいいときは、確かこうやってスイングしていたとか言う人もいますが、不調のときにそれは全く通用しません。
細かいことを治そうとすると逆に不調を加速させてしまいます。
不調になったら、とにかく良い時のスイングとかフットワークとか打点がどうだったとか、そういうのを全て忘れ去って一つ一つ立て直していくことに専念します。
ストローク
試合中にネットを越えないでミスをすることが多々発生します。
初中級者がネットをした場合にやりがちなことですが、ネットを越えようとして力んだり、もっとスピードを上げて打ったりします。
逆にアウトが多い場合は、極端に打球を弱めたりしてネットしたり相手のチャンスボールになったりすることがよくあります。
そういったときの立て直し方です。
スイングスピードや打ち方を考える必要はありません。ただ狙う場所をシッカリ定めて打つことです。
1m~2m上を通過することでネットやアウトのミスがなくなってきたら今度は
打球に強弱をつけて自分のショットがどのくらいの深さかを確認する。
ベースラインから1m手前くらいでバウンドするようなボールが多く打てるようになれば◎です。
これでかなりストロークが安定するはずです。
サーブ
サーブがネットする場合。
スライスかフラットサーブの場合は、ネットの1m上を狙う。
スピンサーブの場合はネットの2m~3m上を狙う。
ファーストサーブの速度を落として、シッカリ入れるようにする。ファーストサーブの確率が上がると全体のショットも安定してきます。
入る感覚がわかると、ファーストサーブをフォルトしてもそれほど怖くなくなります。
普段の練習でもリカバリーのクセをつけておけば、試合であわてることはありません。
試合中に不調になったら
おそらくゲームスタート時点で、不調になっているかどうかがわかっていると思います。
そのときは、あわてずショットが安定するように立て直すことに専念します。
ゲームの最初のほうは相手も緊張したり、様子を探ってくるので、比較的時間の余裕があり立て直しやすいです。
最初の1~2ゲームでなるべく多くラリーを続けるつもりで取り組むといいと思います。