テニス上達法

【テニス上達法】同じ練習メニューでも劇的に上達する思考とは!?【中級者向け】

テニス上達方法

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テニス楽しんでますか!

毎日きつい練習やトレーニングをしているのに、同じレベルの同僚がドンドン上手になっていくことってありますよね。

なんであいつは強くなっていくんだ?

一緒のメニューをこなしているのに差がでてくると辛いですよね。

あいつは元々センスがあった」と思いたくなる気持ちもわかりますが、それではずっと上達しません。

練習方法もそうですが、思考が間違っていると中級から上級に上がるのは多くの時間がかかるとわたしは実感しています。

逆に思考が正しいとぐんぐん早く上達して、すぐに上級者の仲間入りができます。

普段のレッスンや部活の練習でどういった思考でやると上達するか

部活やレッスンの練習は大体どこでも同じだと思います。

  • ウォームアップ
  • ショートラリー
  • 単調な球出し
  • ストローク アプローチ ボレースマッシュの3~4球の球出し
  • クロスストレートラリー、サービス
  • ミニゲーム

この限られた練習の中で、自分のレベルを上げなくてはいけません。

同じ練習をしているのに上達する人とそうでない人の差は、この練習の中での思考で決まります。

テニスの練習では常に相手を動かすボールを打つ

実はこの「相手を動かす」という思考が抜けている人が多いのです。生徒同士のゲームを見れば、普段の練習に思考が抜けているとすぐにわかります。

シングルでもダブルスでもどの人も、ものすごく良いボールを打ち合っています。

サーブ、ストローク、アプローチ、ボレー、スマッシュ、すべてのショットがすごくうまい。

 

両方とも。

 

そうです。自分と対戦相手の両方が良いショットなんです。横で見ていると、すごくきれいなテニスに見えます。

でもこれがダメなんです。

自分も相手も半径1m以内の移動距離で、すごく良いボールを打ちあっているだけなんです。

シングルスでもほとんどのボールが1~2m以内で処理できるボールです。

実際の試合でこのようなラリーはほとんどありません

テニスは相手のバランスを崩すゲーム

バランスを崩して横たわるそういっても過言ではありません。

前後左右、上下(高低)に相手を振ったり、逆を突いたりして相手がバランスを崩して返ってきた弱いボールを決める。

練習や試合が終わったあと体よりも脳がぐったりする

そういうスポーツです。

 

部活やレッスンだと、どうしても相手のいるところへ返球する癖がついてしまいます。

この癖が試合でもでてしまいます。なので、普段の練習からこういう癖がつかないようにする必要があります。

多くの人はテニスの試合を意識して練習をしていない

足を速く動かして、スイングはコンパクトにして・・、アプローチしたり、バック側に早いボールを打ったり。

試合を意識するというと、こういう考えになる人が結構います。わたしもはじめのころはそうでした。

でもそれを意識することが大事ではありません。中級者なら、それくらいのことは十分理解しているからです。

今の自分のコンディションで確実に狙った場所に打つことだけに専念する

「フォアハンドが不調だー!」

「バックハンドがうまくいかない!」

などいろいろありますが、練習ではその状態で狙ったところ(相手を動かすショット)へ打つにはどうしたらいいのかを考えます。

よくあるのが「フォームが悪いから」とか、「ボールをよく見ていないから」とか、色んな原因を見つけては、それを克服しようと練習します。でもそんなことを考える必要はありません。

誤解を恐れずにいうと

細かいことは気にせず狙ったところへ自分の思った球種で打つ!

どんな不調なときでも狙ったところへボールを運ぶ!

相手を動かすボールが打てるなら、調子が悪くてもポイントは取れます。ポイントに余裕がでてくると最終的にフォームは打てるフォームへ変化していきます。

中級者は、自分の打ち方を知っている人がほとんどです。ただ、調子の波をコントロールできない人が多いのも中級者です。

不調の原因を追究するあまり、狙い方もわからなくなって負けてしまいます。不調な時でも狙ったところへ打てるという経験が少ないのが中級者とも言えます。

上級者は、常に良い状態で試合しているわけではありません

これは感覚ですが、試合の立ち上がりでは調子のいい時の60%~70%の力で戦っていると思って間違いありません。

試合中にポイントをとったり、狙ったところへ打ちながら徐々に調整しているのです。

試合の後半になると80%以上の力になっているというのがほとんどです。

思考をかえるだけで大きく変わる

一方通行の標識次の2つの考え方を比べてみてください。

狙ったところへ打つためには、どういう打ち方をするといいのか?

どういう打ち方をすると狙ったところへ打てるのか?

この2つの考え方は同じようで180度違います。前者はボールの配給(相手コート)に意識がいきますが、後者は自分の手元に意識が行きます。

この癖の違いが実際の試合でも出てきます。調子の悪さを立て直せない人は後者の方だとわかります。

球出しの練習ではどうしたらいいのか

ラリー練習では相手を1歩以上動かす返球を心掛けるようにします。たとえばクロスラリーでもコースだけでも大きく4か所(サイドライン、センター、ショートクロス、ドロップ)。球種を混ぜると無数に返球するボールがあります。

例えばわたしがよくやるのは、

  • センターに中ロブを打って相手をベースラインから下げて2球目をショートクロスへ、フラットかスライス。
  • 相手のフォア、バックと交互に打って、突然相手のいるところへ早いボールを打つ。
  • センターへドロップショット、2球目をクロスアングルかロブ。

もちろん相手も同じように打ってくることもあるので、うまくかわして自分のペースになるよに組み立てます。

球出しは目標のコーンを狙います

しかしコーンを倒すことが目標ではありません!

コーンが倒れるとすごく気持ちいいので、どうしてもコーンを倒すことに意識が行ってしまいます。

コーンが置いてある所へボールの落下点を合わせる練習が効果的です

実戦をイメージすることは大切です

意識することは、みんな大切とわかっていますが、具体的にどうやって練習したらよいかわからなかったと思います。

「相手を動かすイメージでボールの落下点を意識する」「自分のフォームをあまり意識しすぎない」など。

試合では、自分の思い通りのボールが飛んでこないことがほとんどなので、防御する(我慢する)練習も必要です。大きく外へ振られた場合の返球方法など、常に試合を想定して練習するといいでしょう。

パンパン打ち合うのも気持ちいいのですが、頭をフル回転させて取り組んでいくと、もっとテニスの奥深さと楽しさが味わえると思います。

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まっさん

高校生、中学生の子どもを持つ40代後半のパラレルワーカーです。ネット関連の仕事柄、ブログや広告の知識があります。ブログでは自分の経験をもとに高校、大学と続けたテニスやダイエット、禁煙に成功したこと、起業で経験したことなどを執筆。

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