経営とは何かを教えてくれた人

会社経営といえば常に競合他社とのせめぎあい、市場の奪い合いと思いがちです。

私も創業と会社設立を経て10年経過する頃まではそう思っていました。

そんなとき、当時80歳手前のコンサルタントの方から手渡された1冊の冊子があります。

 

戦わない経営

 

その方は、大手企業の役員を歴任した後、コンサルタントとして多くの企業を顧問先に持つ方でした。

当時東京からわざわざ400km離れた私のところまでそれを届けるためにやってきました。

この本の著者は私と全く関係ありませんが、今あなたに読んでほしい本です。

この方とは面識はありましたが、年に1~2回ほど何かの用事があって最後に私の相談に耳を傾ける程度でした。

相談といっても、特にこれといった話は無く、ただ状況を話したり将来どうして行くかの話を楽しそうに聞いてくれていました。

それに対してこれからの経営者の視点や発想の転換方法など色々話をしてくれました。

そして去り際に必ず言う言葉が

また半年後に成長した姿を見せてください。それが私の一番の幸せです。

そういってまた半年後に雑談をするというのを数年繰り返していました。

 

なので、本を手渡された時もいつもどおり何かのついでだと思っていました。

しかし今回は自分のためだけに来たと聞かされたとき、何か違うと思いました。

 

あなたにこうしてお会いするのは最後になると思います。

毎回本当に元気をもらいました。ありがとう。

もう歳なので余生を楽しもうと思って。

いろんな経験をすると思いますが、この冊子が一番あなたに適していると思って届けに来ました。

どうかこれからも経営者として仕事と人生を楽しんでください。

 

そういい残して帰りました。

状況を察して諭してくれる方だったので、会えなくなるとわかったときは寂しさと不安しかありませんでした。

今考えると私にとってメンターだったのかもしれません。

そのためか、戴いた冊子は何回も読み直しました。

 

あれからもう10年。今でもその想い出と、戴いた本の考え方は今日の経営の根幹になっています。

戦わない経営

 

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